在宅老人ホーム…?

2015年4月から
介護保険制度の改定により
要介護3以下の方の
施設入所が
出来なくなりましたよね。
入所待ちをしている方もおられれば
入所を嫌がる方もおられますよね。
なぜ施設を嫌がるのでしょうか?
①老人ホーム=姥捨て山のイメージ
②環境の変化に不安を感じている
③住み慣れた家を離れたくない
④老人ばかりで暗いイメージ
⑤まだ老人ではないと思っている

こんな感じでしょうか。
最近では
ショートステイや体験入居などが出来て
自分の気に入った施設を選べるけど
やっぱり嫌がる大きな理由は
②と③だと思います。
そんな方には
『在宅老人ホーム』という
サービスがあるようです。
在宅老人ホームは
12年に介護保険法に基づくサービスとして
新設された
「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」に
介護保険では対応できない
生活支援と食事の宅配を
セットにしたものです。
在宅老人ホームは
身体の介護だけでなく
介護サービスやヘルパーでは行き届かない
日常生活のこまかな支援や食事も
丸ごと、24時間365日対応で請け負います
というシステム。
簡単に言えば
【施設の場合】
スタッフのいる部屋から入居者の居室に移動してお世話をする。
【在宅老人ホームの場合】
同じサービスを、事業所と自宅でおこなう。
つまり『道路』が施設の廊下、『自宅』は施設の居室のようなもの。
移動の距離と時間が長くなっただけ
というイメージです。
メリットは
『施設のような住居費はかからないので、安く抑えることができる』ことです。
出来ることなら
介護も看取りも
ご自宅の方がいいのでしょうね…。